タクシーの勤務形態!
隔日勤務!
タクシー会社で働いてあるドライバーさんの多くは、隔日勤務をされています。この隔日勤務というのは、1日で2日分を働くような、勤務形態になっています。
1日で2日分を働いて、その働いた次の日は明番と言う休みになるという形です。 この2日分働くというのは、 勤務時間にして20時間程度になります。その間に、3時間の休憩が入るのが、一般的な隔日勤務の働き方です。
この隔日勤務は、下の表のような働き方になります。
日 | 月 | 火 | 水 | 木 | 金 | 土 |
1 勤務 | 2 明番 | 3 勤務 | 4 明番 | 5 勤務 | 6 明番 | 7 公休 |
8 勤務 | 9 明番 | 10 勤務 | 11 明番 | 12 勤務 | 13 明番 | 14 公休 |
15 公休 | 16 勤務 | 17 明番 | 18 勤務 | 19 明番 | 20 勤務 | 21 明番 |
22 公休 | 23 勤務 | 24 明番 | 25 勤務 | 26 明番 | 27 勤務 | 28 明番 |
29 公休 | 30 公休 | 31 勤務 |
上の表のような働き方になり、働く月によって変化しますが、月に11日から13日の勤務になります。
タクシー会社は基本的に24時間営業をしています。一台のタクシーを二人で回していく感じです。(タクシーはずっと走り続ける。ドライバーは1日交代)
会社はタクシーを効率よく走らせたいのです。どちらかといえば人本位というより、車を優先的に、常にタクシーが待機している状態で勤務を作って行きます。ですから、勤務形態や勤務時間は会社によって大幅に違うこともあります。
この辺りは、面接時によく確認しておく必要があります。
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昼日勤!
この昼日勤は、 通常8時間勤務で休憩が1時間あるのが普通です。代表的なもので、昼日勤朝7時から夕方4時まで、 朝8時から夕方5時までという勤務時間になります。月に22日から24日乗務します。各タクシー会社で、勤務時間や日数は変わったりしますし、 タクシー会社によっては、融通の利く会社もあるようです。
昼日勤の場合のお客様は、サラリーマンの方であったり、病院などに通われる高齢者が、主なお客様になります。
この働き方は夜日勤や隔日勤務と違い、夜の勤務がありませんので、年配の方や女性の方に人気がある働き方になります。
しかし、昼日勤を採用しているタクシー会社は、あまりありません。あったとしても、少人数ですので、なかなか空きが出ないようです。
夜日勤!
次に夜日勤ですが、こちらは昼日勤とは逆の時間に勤務します。
働く時間帯は、午後6時から午前2時まで、午後7時から午前3時までなどがあり、こちらも月に22日から24日の乗務になります。こちらも各会社で違いますので、確認されるようにしてください。
こちらの勤務を希望される方は、運収をたくさんあげたいという方が多いかと思われます。なぜかと言うと、こちらは深夜割増料金が発生するために、上手くいけば昼日勤より、運収が上がる傾向にあります。
夜日勤でのお客様は、夜の繁華街に向かう方や、 居酒屋などに行かれて帰宅される方、電車に乗り遅れた方などが利用されるため、深夜割増料金に加えて、長距離なことも多くなりますので、運収が上がりやすくなります。
しかしこちらの勤務も昼日勤同様、募集している数はあまり多くないようです。