ここではタクシードライバーの1日の仕事が、どのように始まりどのように終わるかを詳しく紹介します。
タクシードライバー1日の流れ!
点呼!
それではタクシードライバーの1日が、どのように始まりどのように終わるかをお伝えしていきます。
会社に出社してから、最初に点呼が行われます 。点呼というのは、各ドライバーが仕事に就く前に行われるもので、タクシードライバーの仕事は、お客様を乗せて運転しますので、人命を預かる大変責任がある仕事です。
ですから、事故を起こすことがないよう、各ドライバーの健康状態のチェック及び、アルコールチェックが行われます。
このアルコールチェックは、専用の測定機械があり、呼気検査でアルコールが検出されると、その日は当然仕事はできませんし、罰則も待っています。現在は、アルコールに対しては、 物凄く厳しくなっています。
それから、道路状況の変化や、天候、イベントなどの開催予定なども、伝達されます。
朝礼!
点呼が終わると、次は朝礼に移ります。 ここでは1日の注意事項が伝えられます。 「本日は歩行者に注意!」「自転車に注意!」などが、始業前に伝えられます。朝礼が行われるのは、 慣れによる事故を防ぐためでもあるので、 ここで心を引き締めて、仕事に向かいます。
出庫前点検 !
朝礼が終わると各ドライバーは、運転日報、車の点検簿、車の鍵を持って、その日に自分が乗るタクシーに向かいます。
会社によって多少違うと思いますが 、自分のところでは、大体同じ車に乗るようになっています。毎日車が変わると 、車によって癖があるので、乗りにくいものです。なるべくなら、同じ車に乗りたいと自分は思います。
まずは、タクシーの出庫前点検を行います。点検簿がありそれに従って、点検を進めていきます。異常がなければ次に、車内の清掃を行います。
汚れた車にお客様をお乗せするわけにはいきませんので、必ず清掃を行います。サービス業でありますので、このあたりは徹底しています。
それから、運転日報にメーターなどを記録してから出庫となります。
出庫してからは基本的に一人!
出庫してからは、基本的には一人での営業になります。無線配車もありますし、流しでお客様を見つけることもあります。また待機エリアで、付け待ちすることもあります。
会社によっては、待機エリアが決めてあることもあります。日によって変えてあるタクシー会社もあるようです。
事故がないよう、安全にお客様を目的地までお送りしましょう。
勤務時間が決められているので、休憩時間、食事時間などをとって、終業時間になれば、会社に帰庫します。
帰庫してからの作業!
会社に帰庫したら、その日の売上を計算、納金を済ませます。
そして最後に、タクシーを洗車、清掃をして、1日の業務が終了します。
タクシーはお客様を送るだけではない!
タクシーの仕事といえば、お客様を送ることだけに目が行きますが、1日の流れを見ていくと、様々なことをしなくてはなりません。しかし、その仕事を一つ一つをこなしていくに連れて、その事の大事さがわかってきます。
点呼に始まり、洗車で終わる。勤務形態によっても違ってきますが、タクシードライバーの一日は長いです。事故にはくれぐれも気をつけて、一日を終えましょう!